『選挙権を得たあなたへ』 第2回 選挙の種類〜参議院選挙と衆議院選挙

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選挙権を得た18、19歳のあなたへ

前回は『衆議院選挙』についてお話ししましたが、面白い部分、不思議な部分、みなさんはどう感じましたか? 第2回目となる今回は『参議院選挙』について一緒に学んでいきましょう!

第2回『選挙の種類−参議院選挙と衆議院選挙 ②』

前回のポイント
キャプチャ
参議院選挙
参議院議員の任期は6年で解散はありません。そして、衆議院選挙とちょっと違って参議院選挙は都道府県ごとの中選挙区と全国を選挙区にする比例代表の2つの選挙を同時に行います!
●中選挙区における選挙は、”政党や組織力がモノを言う”といわれていますよ!

例えば、3つの政令指定都市を擁している人口913万人の神奈川県選挙区(定員4)を想像してみましょう。
県庁所在地の横浜市が373万人、東京に隣接して人口増加が著しい川崎市が147万人、合併により誕生した新・相模原市が72万人。
筆者は、横浜市民は「神奈川は横浜が支えている」という自負があり、川崎市民は「私たちは神奈川都民よ」と答え、相模原市民は「政令指定都市だから権限ある」という肌感覚を持っています。
むろん、藤沢や横須賀などの40万人級の都市もあり候補者の発言ひとつで「炎上」してしまうピリピリ感がありますが、こうした中、選挙戦が展開されていくのです。

基本的には、国の政策と、県の政策を両にらみしながら「元気な神奈川から日本を変える!」といった、抽象的な表現で県民にアピールしますよね。
いわゆる無党派向けの街頭活動は、候補者の露出効果を最大限に生かすために横浜駅などのビックターミナルで行うことが多く、朝に、昼に、夕に入れ替わりで候補者が出入りします。

時に大臣級の有名政治家や有名芸能人が候補者の応援演説に来ることもあり、驚くほどの人だかりができる選挙の風物詩も見られますね!
(その結果、スタッフによる場所取り合戦が過熱し、ケンカもしばしばあったりなかったり・・・・・・)

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ところで、組織力がある政党は「動員」という手法で関係者を街頭活動の場に呼び出して人だかりをつくり、さも候補者が人気物であるかのように取り繕うこともあります。
候補者の一挙手一投足に、なぜか一部の人だけが拍手喝采するシーンを見たことがあるかたも多いと思います・・・・・・。

●中選挙区では、組織力も必要!
例えば、医師会、薬剤師会、看護師会、税理士会、トラック協会、そして各種労働組合など団体が多数あり、資金援助をしてくれるところ、人員を派遣してくれるところ、会員に投票を要請するところなど、それぞれの団体との密接にコミュニケーションをとることで良い関係が生まれるのです。これは、どんなシゴトでもそうですよね!

●比例代表選挙は超ダイナミック!
比例代表の選挙区は全国で、とても面白い選挙戦になります!
というのも、全国津々浦々の有権者にお目にかかり支持を訴えることは不可能なので、比例代表の選挙で当選する候補者は、業界の代表者か超有名人に限られるのです。参議院選挙のたびに、有名人(学者、スポーツ選手、タレントなど)が続々と立候補するのも、まさに選挙の風物詩。有名人の知名度で当選できる比例代表、これも賛否両論あります。
前述した団体等の組織力で当選した人物がいますが「この人ダレ?」のように一般人には全く知られてはいないものの、業界では周知の国会議員が多数います。
もちろん、その団体の組織力が結実し当選できたのですから拍手喝采ですよっ!

<まとめ>

参議院選挙は、今回は筆者が経験を踏まえ少々砕けた内容で説明させていただきました。あくまでも未定稿としてご参考までにお目通しいただけたら幸いです。

※参考資料
総務省「なるほど!選挙」

文責・当事務局K

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