【代表会見】2016年5月19日(木) 会見全文

日本を元気にする会は、すべてのみなさまと積極的にコミュニケーションをとれるよう取り組んでおります。会見内容を知っていただくことも、そのひとつと考えております。どうぞお目通し下さい。

お集まりいただきましてありがとうございます。

昨日の党首討論でもありましたが、いよいよ民進党も消費税増税延期を打ち出したということになります。
私も、かれこれ6年以上前から訴え続けてきていることなんですけれども、20年間続いてきたデフレから明確に脱却するまでは、絶対に消費税をあげるべきではないと考えています。今国会ももちろんそれを訴え続けました。
予算委員会では、総理に対し個人消費に与える影響を前回の増税、またその先の増税、そういったものと照らし合わせながら説明したり、ぜひ増税延期を決断するようにと提言させていただきました。
「リーマンショック級が起これば」と当時は言っていましたが、起こった後では、私は意味がないというわけではないですが、それぐらいの大きな影響が出てしまっては、ある意味焼け石に水状態になってしまうなと。だからこそリーマンショック級みたいなことが起こる前に、世界経済も非常に不安定ですから、まずは日本が率先して消費税を上げるのをやめ、そしてまた世界的な景気の浮揚策に、我々がリーダーシップをとっていくべきだという話しをさせていただきました。
結論から言いますと、G7サミットでも、総理もその方向で話しを進めるという雰囲気になってきていますので、非常に良かったのではないかなと考えております。

ただし、アベノミクスが完全に成功していると、私は考えているわけではありません。
一本目の矢は、スタートダッシュ、またカンフル剤としては非常に有効だったと思っております。また二本目の矢も、一本目の矢と抱き合わせの部分が必要ですし、ただこれにつきましては、近視眼的に、バラマキもしくはコンクリートに向かいすぎてしまったのでないかなと思っています。私はもっともっと人への投資に向かわせるべきだったと考えおります。そして三本目の矢ですが、的(まと)は間違っていないんですけれども、全部力不足で、的に当たる前に落ちてしまっているというのが現実です。
我々、選挙を目前に控えているのですが、政局のために消費税増税に反対と言っているわけでは無くて、本当に筋金入りですので、これからも是々非々で増税が延期されるということをふまえて、政策提言を行っていきたいと思っています。

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昨日財務大臣の諮問会議、財政制度審議会が、意見書を提出しました。
そこには2020年までにプライマリーバランス、これをしっかりと黒字化する、財政健全化の目標をしっかりと堅持して下さいという話が明記されていたわけですね。
これも昨日、岡田代表が党首討論にて増税は延ばしても良いが、プライマリーバランスは絶対に目標達成しろという話がありましたが、私はちょっと難しい状況にあるなと考えています。
今年1月の内閣府発表の試算では、2020年のプライマリーバランスはすでにマイナス6.5兆円という状況なんですね。しかもこれは、名目3%以上の経済成長率を前提に考えているわけでして、それでもマイナス。

昨日は久々にGDPのプラスがありましたね。良いニュースだと思いました。
ところが、その1.7%ですか、成長率ではまだまだプライマリーバランス2020年までに達成するということにはならないんです。
現状では、12兆円ぐらいの赤字になるのではないかと考えております。

目標というのは、高く設定すれば良いというものではないんです。あと少し頑張れば達成できるという状態にあってこそ、必死に頑張れるというものだと思います。
最初から無理な目標を設定してしまうとやる気をなくして、ますます達成度合いから乖離してしまうという状況になってしまうんですね。
いずれにせよ私は、安倍政権にはもう一度「数字」と「国民」に真摯に向き合っていただき、目標を設定し直して欲しいと考えております。個人的にはGDP、これももちろん重要なんですが、それよりもGDPパーキャピタの目標設定、ここを重視していく。そういう時期にきているではないかとかと考えております。

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また、これも昨日あったんですが、政府からの発表で今後10年の施策をまとめたニッポン一億総活躍プランが出てきたわけですが、そのなかで保育士、介護士の賃金改善策、同一労働同一賃金条件のですね、実現をしっかりと謳っていることは、私は評価したいと思っています。
ただ、やはり保育士、例えば給与をもっとドラスティックに解決するべきだと考えているんです。
少なくとも全産業の平均並みにする。月収で言えば約10万円ほど増加が必要になりますが、これぐらいドラスティックなアップを最短距離でどう達成するのか。
明確なロードマップを策定する必要があるだろうと思っています。
元気会としては待機児童ゼロ。これを明確な目標として掲げているので、引き続きその提言もしっかりとやっていきたいと思っています。

私の方からは以上です。

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