コンカー経費精算(Concur)の導入を検討しているなら、評判も気になるところですよね。
コンカー経費精算(Concur)はSAP concurが運営する国内売上No.1で世界中で5610万人(2019年6月現在)が利用する出張・経費管理クラウドシステムです。経費精算を効率化するアプリケーションソフトで、PCブラウザ・iOS・Android OSに対応しています。Concurの料金体系はほかの経費精算システムとは異なり、ユーザー数による課金ではなく、経費精算レポート数による課金となっています。1つのレポートに経費や交通費などをいれてまとめて毎月提出するかたちになります。イメージとして、従業員が60名だと月額料金は60,000円程度(レポート数60枚/月)となります。
コンカー経費精算には、移動中でも申請や承認を行えるスマホアプリや、領収書・請求書を電子化してペーパーレス化を実現する電子帳簿保存法に適用しておりスキャンすれば紙原紙を保存しておくことも不要になる、オープンプラットフォームで外部サービスとの連携も可能など、経理を効率化するさまざまな仕組みがあります。すでにコンカー経費精算を導入した会社では、大幅なコスト削減や時間短縮を実現させています。
コンカー経費精算の基本情報
コンカー経費精算の運営会社
運営会社 | 株式会社コンカー |
事業内容 | インターネットサービス開発 |
設立 | 2010年10月 |
コンカー経費精算の利用料金
コンカー経費精算利用料金(税別) | ||
コンカーエクスペンススタンダード | コンカーエクスペンスプロフェッショナル | |
月額 | 41,500円~ | 見積 |
経費精算レポート作成 | 〇 | 〇 |
ICカード連携 | 〇 | 〇 |
多言語・他通貨対応 | 〇 | 〇 |
改正電子帳簿保存法対応 | 〇 | 〇 |
複数の払い戻し口座 | × | 〇 |
承認ワークフローの拡張 | × | 〇 |
バーコードリーダーによる領収書原本受付処理 | × | 〇 |
コンカー経費精算を導入した企業
導入企業 | 従業員数 | 業種・主な事業 | 利用目的 |
(株)ディー・エヌ・エー | 2,108名 | エンターテイメント | 作業効率化 |
ペーパーロジック(株) | 10名 | サービス | 作業効率化 |
わかもと製薬(株) | 366名 | 製薬 | 集中管理/誤記入・違反予防 |
野原産業(株) | 533名 | 建設資材製造・施工 | 作業効率化 |
コンカー経費精算の3つの特徴
特徴①スマホアプリで経費の申請・承認ができる
特徴②各種利用サービスとの連携
特徴③タイムスタンプe文書法対応
コンカー経費精算の評判・口コミは?
「コンカー経費精算」PCブラウザ版の評判・口コミ
コンカー経費精算のHPで調査しました。
直観的な操作画面がすばらしく、デモを見たらConcur以外には考えられませんでした。サポートセンターのレスポンスも非常に早く、満足しています。
他にも「経理担当者の人数削減」「誤記入や違反を予防できる」「シンプルで使いやすく事前説明会が不要だった」などのコメントがみられ、低評価の口コミはみられませんでした。
コンカー経費精算のメリット3つを解説
経費精算にかかる時間が短縮できる(経費申請者)
コンカー経費精算には、申請の手間を省くために機能があります。ICカード系、タクシー手配ホテル宿泊など外部サービス、GoogleMapで走行距離に応じたガソリン代の請求など各種サービスと連携しており、申請のための入力作業を削減したり、スマホを使って場所を選ばずに申請を行えます。
不正経費の撲滅(経理担当)
コンカー経費精算では、経費規定にあっているかを自動でチェックしたり、経理承認に至る一連のプロセス証跡を自動で記録できるため内部監査を行いやすい環境を提供します。また、スマホで撮影された領収書画像にタイムスタンプを自動押印できるので、領収書原本を保存する手間も省けます。
経費支出の見える化(経営者)
必要な経費、無駄な経費を詳細に可視化することができます。申請段階から最終的な経費を分析、キャッシュフローを意識した経費金額を予測することができます。プロジェクトごとのコスト把握にも使うことができます。
コンカー経費精算のデメリット2つを解説
カスタマイズが多く、使いずらい
大企業で数万人の経費精算を行うことができるコンカー経費精算システムですが、その機能の多様性は優れているのは間違いありません。しかし、従業員が少ない企業にとってそこまでの機能が必要でしょうか?もっとシンプルな機能のみで十分なケースが多くあります。コンカー経費精算はカスタマイズ項目が多すぎて使い方が複雑と言われることがあります。
利用料金がわかりにくい
コンカー経費精算は利用料金の設定がユーザー数ではなくレポート数の従量課金制となっています。そのため、まずは、どの程度の費用がかかるかを見積したいときにパッと金額がでてきません。条件を変えるたびに見積をしなおすのも手間になってしまいます。
まとめ
コンカー経費精算の評判や口コミ、導入によるメリットおよびデメリットを紹介しました。
コンカー経費精算は世界中で活用されている実績があり、経費精算の手間(コスト)を削減できるサービスです。スマホでいつでもどこからでも申請・承認が可能です。また電子帳簿保存法に対応しており、領収書の原紙を保存しておく必要がありません。
どのような経理関連サービスにもメリット、デメリットがあります。まずは問い合わせして自分たちの必要とする機能が十分備えられているかを確認してからの導入をおすすめします。